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Posted by 滋賀咲くブログ at

2010年10月20日

飲食店は家賃の3日分

限界利益率は○○%で、自己資本比率は○○%で、望ましい状態からすると、××程度離れています・・・、と専門用語を使って経営者等にお話してしまいます。

飲食店を始める経営者とのお話。

(経営者)どのくらいの家賃を払っても大丈夫でしょうか?
(私)飲食店の場合、売上3日分で1ヶ月の家賃といわれています。
一日の平均売上が5万円と見込まれるなら、月額15万円の家賃までなら大丈夫です。

というように、難しい経営分析用語を話題に出さなくても、経営相談ができる場合があります。
(長年の慣習で、業界の利益率が決まっているのでしょうね!)
  


Posted by 飯野 修 at 17:39Comments(0)経営

2010年09月11日

役員報酬と役員借入金

役員借入金がある会社は、概して赤字の場合が多いのですが、手っ取り早く利益を出すために、役員報酬の引下げを行います(引下げ時期の注意は必要ですが・・・)。

役員報酬を引き下げれば、社会保険料も下がるので、経費削減につながり、利益が出やすくなります。

生活費が出ないほどに役員報酬を引き下げた場合は、借入金を返済してもらい、生活費に当ててもらいます。

ここまでは金融機関対策でよくある話ですが、役員報酬の引き下げは、当然のことながら年末調整時にもらう「源泉徴収票」に記載される支給額も少なくなります。

子どもが東京の大学に行き、アパートの保証人として親の保証を求められ、「源泉徴収票」を見せて下さい、と言われた時に、あまりに支給総額が低いと、保証人になれなく、恥ずかしい(!?)思いをする場合もあります。

○○対策は、思わぬところで、ホコロビがでてくる場合があります。
慎重に対応したいものです。
  


Posted by 飯野 修 at 11:52Comments(0)経営

2010年09月07日

趣味の延長で事業を始める時

趣味が高じて事業を起こす方がいます。
定年退職者が、年金を当てにしながら事業を起こす場合は、年金や退職金という財源が確保されているので、事業の収入が少なくても、何とか、資金的に回っていきます。

これが30代、40代だと、生活費をまかなうほどの収入を得れない場合を多く見かけます。
子どもが小学生までは何とかなっても、それ以降は生活費でアップアップになります。

趣味の延長で事業を起こす場合は、やはり事業としての採算をまず考えないと、先が見えません。
先を見ようとすれば、(厳し目の)事業計画をたて、そんな計画でも生活ができるか考えてみることです。
それができないようならサラリーマンを続け、趣味は趣味として楽しむのが一番かと思います。
  


Posted by 飯野 修 at 16:36Comments(0)経営

2010年04月14日

値引きしてでも売上を上げる

あまりお勧めはしませんが、値引きしてでも売上を上げた方がいい場合もあります。

例えば、卸売業さん。

取引量は減少傾向ではあるものの人手は変わらず。
当然、従業員は手持ち無沙汰で暇のはずです。

こんな状況の時に、普段は80円で仕入れたものを100円で売っているのに、新規のお客さんが85円で売ってほしい(数量はそれなりに注文するので)という依頼があった場合は、注文を受けた方が得です。

粗利をしっかり取りながら売上を伸ばすのが理想ですが、ケースバイケースで柔軟に考えていくことも必要です。
  


Posted by 飯野 修 at 18:56Comments(0)経営

2010年03月04日

そろそろ決算節税対策

3月決算法人は、全体の3割弱を占めるといわれています。

100÷12×100=8.3%ですから、無理をして3月決算にしなくてもよいのですが、お客様の多くが3月決算です。

個人の確定申告で忙しくしていても、法人は法人なりの理由があり、スポットで節税対策の相談があったりします。

個人的には「決算賞与」を従業員に支給する、これが一番好きな節税対策です。

次にお勧めなのが、次年度の売上アップを見込んで3月中に宣伝広告や販促を行う、というのもあります。
どうしても必要な機材・備品や修繕を年度内にしてしまう、というようなことも考えられます。

儲かっている会社は次年度も(たぶん)儲かるので、あたふたと無用な節税対策に時間をかけないで、しっかりと儲けることに専念する、というのも一考かとも思います。
  


Posted by 飯野 修 at 08:56Comments(0)経営