この広告は365日以上更新がないブログに表示されます。  

Posted by 滋賀咲くブログ at

2010年11月01日

借入金の割りに利益が少ない会社

相談者がお持ちした決算書を見ると、借入金が多い割りに利益が少ないケースがあります。

借入金が1億円あり10年返済なら、毎年、元金の返済は1千万円になります。

こんなに借入金が多いのに、毎年の利益は数十万円を計上している場合、会計士の先入観としては、「粉飾決算」が浮かびます。

税務署向けには本当は赤字なのに黒字にして税金を払っているありがたい会社、金融機関向けには、若干でも利益を上げているので、上司や融資担当者に説明しやすい会社になりますが、実態は、大きく異なる場合があります。

決算書をどう経営に生かすかは経営者次第ですね。
  


Posted by 飯野 修 at 19:48Comments(0)会計

2010年10月28日

公益法人用会計ソフト

今日は午前中、公益法人用会計ソフトを導入したいという会(公益法人ではありません)にお伺いしてきました。

NPOや公益法人、社会福祉法人は、一般企業とは少し違った仕訳が必要になる場合があります。

借金をしたり返済したり、固定資産を買ったり売却したり・・・、このへんの仕訳の理解ができると、会計が身近に感じることができるかと思います。

ソフトを導入した会の担当者もソフト導入をよい機会として頑張ってほしいものです。
  


Posted by 飯野 修 at 22:59Comments(0)会計

2010年10月27日

決算書の単位と注記

今日は、とあるところを通して8社の決算書を見させていただきました。
ちょっと頭はクラクラです。

決算書の基本である、金額単位((単位:円)など)や注記がないなど、初歩的な間違い・資料不足が目立ちました。

単位や注記は最低限のルールなので、人に見せる前に、もうちょっとちゃんとしたものにしてから提出してほしいなと思いました。
  


Posted by 飯野 修 at 16:18Comments(0)会計

2010年10月25日

株価評価

非上場会社の株価評価と言えば、相続・贈与時の税法に基づく評価が一般的ですが、政策的な色彩もあり、株式の譲渡時等の時価として、いかほどが適当かという相談があります。
(好きな仕事の一つです。)

平成19年に日本公認会計協会より「企業価値評価ガイドライン」とうものが報告され、基本的にはこのガイドラインにしたがって株価評価を行ないます。

このガイドラインで行った評価額と税法での評価額とでは、大きな差が生ずる場合があり、譲渡等の評価額を計算する場合は、前提条件を明確にしておくことが必要です。

  


Posted by 飯野 修 at 18:01Comments(0)会計

2010年10月13日

株式の売買手数料

本業が暇なせいか、暇な時間を使って株式売買を行い、利益をあげている(または赤字を出している)会社もあります。
(もっと本来業務に集中してほしいものですが・・・)

株式の売買を行うと証券会社に仲介手数料を支払います。
この仲介手数料は購入時には購入の際の付随費用として取得原価に算入し、売却時には経費処理することになります。
  


Posted by 飯野 修 at 15:35Comments(0)会計