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Posted by 滋賀咲くブログ at

2012年05月18日

工事代金と値引き

工事代金は通常100万円を超えます。
個々の明細が書かれ、最後に値引きがあり、きりのいい値段になることが多いかと思います。

個々の明細のどこかで値引いてくれたらいいのですが、全体での値引きだと、会計的には個々の金額に値引き額を配分することが必要になります。

案外、めんどうです。

そんなことがわかってくれる工事業者は少ないのでしょうね!?
  


Posted by 飯野 修 at 23:20Comments(0)会計

2012年05月17日

未払金と未払費用

よく似ているようでありながら名前が違う「未払金」と「未払費用」。
未払金や未払費用の相手が費用かどうかで、相手が費用の場合は未払費用、そうでなければ未払金としている場合をみかけますが、間違いです。

例えば、3月末決算法人で、3月30日にアスクルやカウネットで文房具を1,000円購入した場合、支払いは4月以降になります。

この場合の決算仕訳は、事務用品費1,000円/未払金1,000円 となります。

⇒相手勘定は費用ですが、未払費用ではなく、未払金となります。

他方、3月分の電気代5,000円が4月に支払われる場合、決算仕訳として 
水道光熱費5,000円/未払費用5,000円 と仕訳します。

「未払金」は営業活動以外の取引にとって生じた債務をいうのに対し、「未払費用」は一定の契約によって継続的に役務(サービス)の提供を受ける場合、まだ債務としては確定していないが、すでに提供をうけた役務(サービス)を負債として認識するものをいいます(財務会計論、飯野利夫著から引用)。

特に信用保証協会からの保証を付けた借入をする場合は、未払金と未払費用との区分を明確にしておくことが必要です。


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大津市内の法人様からの相談につきましては、
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飯野会計事務所 TEL:077-578-8618
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Posted by 飯野 修 at 15:36Comments(0)会計

2012年04月23日

決算書の整合性

決算書は会計帳簿をもとに作成されます。
また決算書の数値は、注記表や税務申告書の数値とも一致しています。

決算書や注記表ができた!!と喜んでいる時に、会計帳簿の誤りが発見されると、また、決算書、注記表、税務申告書の金額の修正が必要になります。

緊張感が途切れた後に、またつなげるには、もうひと頑張りが必要になります。
  


Posted by 飯野 修 at 22:21Comments(0)会計

2012年03月23日

月末決算と20日締め

もうすぐすると一年で一番多い決算期の3月末決算法人の決算期末です。
会社によっては、請求先や仕入先の締日が20日のところがあるかと思います。
ふだんは請求書をもとに売掛金や買掛金を計上している場合、決算期だけは3月21日~3月末分も4月に届く(ないし4月に発行する)請求書からひろい(または納品書等から把握し)計上することが必要です。

所得税の確定申告が終わったら3月末決算法人の申告・相談業務に突入です。
夏場はヒマですが、4月末決算法人もそこそこあるので、6月末頃まではドタバタした日が続きます。
  


Posted by 飯野 修 at 19:36Comments(0)会計

2012年02月29日

そうさつ(相殺)

同一の取引先について、売りと買いがある場合、売り金額(例えば20万円)と買い金額(例えば30万円)とを相殺して10万円だけ払うことがあります。

仕訳的には、

買掛金30万円 / 売掛金20万円
           現預金10万円

ですが、相殺は「そうさい」と言い、「そうさつ」とは言いません。

今日、お会いした方は、そうさつ、そうさつ、・・・と言っておられ、間違いを指摘してしまいました。

あと借入金を「かりいれきん」と言わないで「しゃくにゅうきん」と言われる方もいます。

どうでもいいことですが・・・。
  


Posted by 飯野 修 at 17:02Comments(0)会計