時間当たり採算性
売上高から売上原価を差し引いた利益が「売上総利益」です。
可能なら売上高から売上の増減に伴って変化する経費(「変動費」といいます)を差し引いた利益(「限界利益」といいます)を計算し、総労働時間で割ると、1時間当たりの売上総利益額ないし、1時間当たりの限界利益額が算定されます。
例えば計算した結果、1時間当たりの売上総利益額が2,000円と計算された場合、人件費の時間単価が1,500円だとなかなか利益が出ないことになります(人件費以外にも、家賃やガソリン代等の諸経費がかかるため)。
儲かっていない会社や儲けが薄い会社は、時間当たり採算性という切り口で事業を分析すると、意外な結果がでることが多いです。
お試しあれ。
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