子ども手当と扶養控除
たぶん来年度の子ども手当は月額13,000円、年間156,000円。
一方、扶養控除の廃止は380,000円。
所得税の最高税率は40%なので、最高税率の人(年収2500万円くらいの人)は、380,000円×40%=152,000円の増税の一方、子ども手当で156,000円もらえるので、差引4,000円の得になります。
通常(?)のサラリーマンの税率は20%なので80,000円の得になります。
しかしこれも平成23年に限ってのこと。
平成24年からは、住民税にも扶養控除廃止の影響がでることと思います。
そうなると住民税の税率は10%なので、所得税率40%の人は、子ども手当よりも税金の支払いの方が多くなります。
増税をして子ども手当をもらって、結局、行政の手間だけが増えたのかもしれません。
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