法人成り後の個人事業通帳への入金
個人事業から法人経営へ変更する場合、通帳も法人名義で作るのが一般的です。
法人成りした後の請求は、当然、法人名義で出すことになりますが、取引先は、個人事業の通帳に入金してくる場合があります。
この場合、すでに売掛代金は回収できていると考え、
未収入金××/売掛金××
と仕訳を行い、
個人口座から法人口座に代金を振り替えたタイミングで、
普通預金××/未収入金××
とするのが、一般的かと思います。
個人口座に入金されたお金を経営者が使い込んでしまい、法人口座に振替ができず、未収入金が多額にある場合は、①そのままにしておく、②役員貸付金に振替て、金利ももらう 等が考えられます。
法人成りの場合は、個人と法人の違いを経理的にも違うということを、会計事務所は説明することが必要かと思います。
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